刑事事件で損をしないために

暴行・傷害に発展する事態に巻きこまれたら、ほぼ間違いなく両成敗とされる

俗に「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、これは単なる道徳の話だけではなく、実際に運用されている法の世界でも同様なのです。
実に路上等での喧嘩といったものでしたら、ほぼ確実にこうしたものが適用されます。この判例は恐らくは変更する事はないでしょうから、これからもこうした解釈が主流となります。
つまりもし暴行・傷害というレベルの喧嘩に発展する事態に巻きこまれましたら、それを喧嘩と解釈されてしまいますと、ほぼ間違いなく両成敗とされてしまうのです。

自分の行為を「正当防衛」にするために、相手がどんなに挑発してきたり暴言を吐いても応戦してはいけない

そこでこのような「刑事事件」に発展するような事態になりましたら、気をつけておきたい点を、私の体験談からご紹介したいと思います。
まず路上の喧嘩のような事態では、自分の行為は「正当防衛」であるという形にしなければなりません。つまり自分から手を出したのではなく、あくまでも「相手が手を出してきたので、自分は身を守るために仕方なく応戦した」という形にするのです。では私はそのような場合に、それをどのように実践したのかを説明します。まず相手が、どんなに言葉で挑発してきたり、暴言を吐いたりしましても、それに応戦してはいけません。特に周囲に人の目のある状況では、常に自分は冷静に対処していて、あくまでもカッとなった相手が一方的に殴りかかって来たという形を作るのです そのためには自分から挑発したり、暴言を吐いてはいけません。

相手が攻撃してきても、武器と拳は使わず、周囲に声をかけ積極的に戦う意思がない事をアピールする

そしてそれでも相手がかかって来ましたら、そこで初めて応戦するわけですが、その際になるべく避けたいのが、「武器の使用」というものと、「拳の使用」というものです。 武器を使用して応戦をしますと、明らかなる体格差といったものがない限り、「過剰防衛」になる危険性があります。
またいくら正当防衛でも、「拳を使って相手の顔面を殴る」という行為は、いくら正当防衛とは言っても、やはり司法関係者から見て、過剰な行為と認定される可能性が大きいのです。
そのためこうした時に、相手の顔面を狙う場合は、武器や拳は使わず、掌打を使うというのが、もっとも安全でしょう。 掌打でしたら、外観的な傷がつきにくいですし、相手に与える損害も極力最小限度に抑えようとしたとアピールしやすいからです。そしてその割に、実際に相手に与える損害は大きいのです。
そして周囲に人がいる場合は、相手に対して、そうした攻撃をやめるように、声をかけ続けて、自分は積極的に戦う意思がない事をアピールするのも効果的です。ちなみに服等で見え辛い部分でしたら、拳を使う事も効果的ですが、これもやはり周囲に人がいる時は、できるだけ避けるべきでしょう。